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悲しい話、コピペ 少女は道を歩いてる。 俺には10歳上の従妹がいた。 高校生の頃、いつも喧嘩してた妹がいた。 中学時代の友達の女の子の話。 さて、何を書くものか。
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関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf
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俺には10歳上の従妹がいた。 綺麗な人で、とても優しい。 名前は由紀(仮名)と言った。 由紀は俺の明仁(仮名)という名を崩して「あっくん」と 呼んでくれていた。 近所に住んでいて年の離れた俺とよく遊んでくれた。 いつも一緒で大好きだった。 由紀が社会人になり遊ぶ機会は減ったが幼少と変わらず懐いていた。 俺が中学に入学した頃、由紀は結婚した。 初恋のようなものを感じていた俺は正直、ショックだった。 結婚と共に遠くへ引越した彼女とは会わなくなってしまった。 それからしばらくして久しぶりに家へ遊びに来た。 長い再会までの期間と幸せそうな由紀の顔に胸が詰まった。 両親と楽しそうに会話を交わすリビングを抜け出し 自分の部屋へ戻ろうとしたが、由紀は追いかけて来た。 「待って、あっくん、久しぶり。」 「・・・うん。」 俺は階段を昇りながら答えた。 複雑な感情を割り切れないまま、 何故か少しの苛立ちと少しの悲しみが混ざり由紀の顔を見れない。 「ねぇあっくんってば。」 そんな俺の気持ちを知る筈なく俺の後ろをついて昇ってくる由紀。 呼ばれ手首を掴まれた。 軽い力だったのに、心臓が痛いくらい跳ねて、それを振りほどいてしまった。 一瞬。 階段でバランスを崩した由紀は呆気なく落ちていった。 派手な音が耳に入って動けなかった。 両親が駆けつけ、救急車が来て。 そして知った。 由紀は妊娠していた、それを話しに俺の家へ来たこと。 けれど階段から落ちて、流産。 俺は病室で何度も何度も謝り後悔し泣いた。 そんな最低な俺を由紀は責めなかった。 「大丈夫よ、あっくん・・・。」と涙の溜まった瞳を向けてくれた。 俺が悪いのに、この件を誰にも言わなかった。 由紀はその後回復し、俺は学生の位が上がって勉学に勤しむようになって 互いに会えなくなった。・・・会わなくなった。 俺は大学を卒業し、何人目かの彼女が出来てプロポーズをした。 結婚式は親戚一同が集まる。 その中に由紀もいた。 「おめでとう、あっくん」 ずっと由紀に対して後ろめたさを感じていた俺は祝福の言葉に 不覚にも子供のように泣いてしまった。 再びぽつぽつと連絡を取り合うようになった。 やがて妻が妊娠した。 父になるという歓びがこんなに大きいものだと思わなかった。 両親はもちろん、由紀にも電話して知らせた。 いつにも増して仕事に身が入る。 妊娠9ヶ月目、そんな幸福の絶頂期だった。 残業中、妻が病院へ運ばれたと電話が来たのは。 母子共に危険ということで、手術室のランプが赤く光る。 ベンチには両親と由紀がいた。 どうやら自宅に遊びに来ていたらしい。 「奥さん、階段を踏み外したんだって…」 由紀が小さな声で隣に座った俺に話し掛けた。 「…あっくん」 脳裏では過去の由紀の流産の記憶が思い出されていた。 悲痛な面持ちで俯く両親と同じく目を瞑る俺の肩に手を置く由紀。 「私ね、あの時のこと、まだ許してないんだ」 場に似つかわしくない低い声音に驚いて顔を上げた。 柔らかな微笑みを作る由紀の瞳は初めて見る心底冷えたものだった。 「赤ちゃん助かるかなぁ」 由紀は笑った。 俺は妻が最近、大きなお腹を気遣って寝室を1階に移したほど 階段を避けていたことを思い出していた。
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リンク もうね、複数の板にある皇室関連スレからのコピペ大杉。 参考資料なんかもリンクできたらいいかな~・・・なんて思ってさ。 注1)スレ名の「**」には数字が入ります。 注2)板名はともかく、スレにはリンク貼ってません。 追いつけないからw 2ch内部 【オカルト板 http //hobby10.2ch.net/occult/】 皇室、御所、皇居にまつわる不思議って part** このスレの生みの親。 このスレで東宮夫妻のことを書くと嫌がられるので、やめましょう。 スレの住み分けは大事ですよ。 【パンピーが見た皇室、御所、皇居の夢 其の**】 派生スレ。 皇族の出てきた夢に関しては、こちらへ書きましょう。 【霊視者】皇太子夫妻検証雑談休憩所**【アンチ】 派生スレ。 こちらの初代スレ「皇太子、皇室スレ休憩所」の28さんが うまくまとめてくれたようなので、転載させていただきます。 28 本当にあった怖い名無し sage ▼ New!2007/09/18(火) 14 38 30 ID /2GmaF6C0 [1回目] 27 要は皇太子夫妻のオカルト法則と関係ない雑談用 本スレで主に以下の話題が出ると流れが滅茶苦茶になるのでそれ用にと 本スレの「視える人」(御所車氏とか)に対する批評・検証 視える人カキコへのスタンスをどうするか たまにいる鬼女丸出し住人の雑談 自民党総裁選も迫った今は政治/政治家の話題 まだあるかもしれないけど大体そんな感じ 【皇室・王侯貴族 http //yutori.2ch.net/emperor/】 【オカ板未満】皇太子夫妻にまつわるオカっぽい話 今、本スレで雑談&悪口ばっかり言う人達の本当の居場所。 全然移動してくれないけどね。 【占術理論実践 http //hobby10.2ch.net/uranai/】 天皇陛下と皇族ゆかりの方々を占う第**帖 皇族を占う 第**控え室 上が占いonlyのスレなんです ・・・本来は。 下が上記スレの占断について雑談するスレ。 住み分けはちゃんと守りましょう(泣 【既婚女性板 http //human7.2ch.net/ms/】 既女板・鬼女板・オカン板などとも言う。 2ch内では最強。 ここの皇室関連スレはあまりにも多いので、全部書く気にはなれません。 荒らしの立てるスレも多いので。 よくコピペされるスレの名前は 皇室御一行様★アンチ編★part** 板の中を検索して探してください。 1~2日程で消えるスレを毎日追っかけてなんかいられません orz 【ニュース速報+ http //mamono.2ch.net/newsplus/】 スレの特定はしないし、できませんけど、 ここからのコピペも多いですね。 【難民板 http //hobby10.2ch.net/nanmin/】 【言霊】 壁|ω・)ノ 【解読】 以前は当スレにいた「記者さん」のスレ。 当スレを去った後、果敢にも既女板で投下してたらしいです。 ヲチスレになるのか、本人さんがこちらに住み着くのかはまだ未定。 (既女板じゃあねぇ・・・板違いの嵐認定されてもしょうがないと思う^^;) 2ch外部 【宮内庁 http //www.kunaicho.go.jp/】 ノーコメントで。。。(-_-) 【秋篠宮眞子様御画像保管庫 http //www.yuko2ch.net/mako/】 通称「マコヲタ」さん。 和み画像はたいていここにあります。 勝手にリンク貼っていいのか、ここがTOPで合ってるのかどーか 実は分かってなかったりするのですが・・・・・・ やっちゃえw 問合せメール出したけど、返ってこないし。
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ep.スペシャル 朗読妖怪ごまだんご襲来 前編 怪談 怖い話 朗読怪談 1.「友人から聞いた話」 2.「霊感の強い女性」 3.「卵の中」 ゲスト ごまだんご 参加メンバー Tomo Kimura K-suke その他 名前 コメント すべてのコメントを見る
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突然、大地を割って、森の中から怪獣「森の掟」が姿を現した。 東京へ向けて進撃を開始する森の掟。 1970年代のある日、世界をべらぼうなものが襲い始めた。突如現れた、アバンギャルドな怪生物。大東京に迫るのは、山を削り、ビルを建てる人類への大自然の怒りであろうか。 逃げ惑う人々「なんだ、これは!」「なんだ、これは!」「なんだ、これは!」 女性アナウンサー「各地は大混乱、『なんだこれは』の大合唱。まさに、地球危うしといった状況でございます」 ニュースの司会者「あんなでたらめでべらぼうな怪物、どうすればいいんですかねぇ?」 解説者・高津博士「私にはわかります。でたらめなものにはでたらめなもの、べらぼうなものにはべらぼうなもので対抗するしかありません」 ニュースの司会者「しかし、あれ以上にでたらめなものなんて……」 その時、宇宙のかなたから何かでたらめっぽそうなものが地表に落下した。 若い太陽のような顔をして、胸に巨大な単眼を持つ銀色の巨人である。 なんだ、これは!そう、それは芸術の巨人「タローマン」である! 岡本太郎式特撮活劇TAROMAN第一回でたらめをやってごらん にらみ合うタローマンと森の掟。 ふいに、タローマンが体をくねらせ始める。 一般市民「なんだ、これは!」「怪獣の仲間よ!」「いや、味方だ。人間には見えない光線を出して、戦っているんだ」「あれは、怪獣をふしぎなおどりでなだめているんじゃ」 地球防衛軍CBGの戦闘機が、タローマンとニアミス。 CBG隊長「あの巨人は、敵ではなさそうだが……」 タローマンは団地の給水塔をもぎ取って中の水を一気飲みしたり、ビルの上に乗ったりしている。 女性隊員「もう! でたらめなことばっかりしてるじゃない」 高津博士「私にはわかります。あれはでたらめなことをやっているんです」 そんなタローマンの行動を見て、宙に浮いていた森の掟が苦しみだし、地面に墜落。 女性隊員「まあ、苦しそうよ!」 隊長「あの『でたらめ』が、効いているのか!」 場面は再びニュース番組のスタジオへ。 ニュースの司会者「なんだ、でたらめなことぐらい私にも……」 高津博士「では、今ここででたらめなことをやってみてください」 ニュースの司会者「……いや、私は人前では……」 高津博士「ほら、どうぞ。どうぞ」 ニュースの司会者「……おしりぺんぺん…… ガチョーン……」 一瞬の静寂── 高津博士「……このように、人は『でたらめなんて簡単』と言いながら、自分の知っている何かを持ち出してしまうものなのです」 一方、タローマンも決め手を欠いて立ち尽くし、戦いは膠着状態に陥っていた。 なぜ、彼らは動かないのか?いざ、でたらめなことをやろうとしても、どこかで見たことのあるものになってしまう……それは、タローマンでも同じだからだ。 頭を抱えて悩むタローマン。 うっかり足元の車を踏んで転び、ビルに倒れ込んで壊してしまう。 ビルの持ち主「わしのビルが~!!」 秘書「社長~!!」 タローマンは行き詰まった。行き詰まってしまった!しかし、行き詰まりからこそ芸術は開けるのだ。そう、岡本太郎も言っていた!! タローマンが立ち上がり、必殺技「芸術は爆発だ!」を放つ。 粉々に吹き飛ぶ森の掟。 生き急ぐ現代人に合わせた、唐突な勝利と君は思うだろうか。しかし、深く考え込むより、衝動こそが大事なのだ。そう、岡本太郎も言っていた……。 角を1本外し、中に入っている「太郎汁」を飲み干すタローマン。 その姿を、怪しい風来坊が見つめる。 謎の男「随分と、イカした野郎が来たもんだ……」 でたらめをやってごらん。口先では簡単にでたらめなら、と言うけれども、いざでたらめをやろうとすると、それができない。-TARO-
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ep.565 明日使える雑学をあなたに…「怖い雑学2」 放送内容 前回→ep.562 明日使える雑学をあなたに…「怖い雑学」 ベッドから落とされる 関連エピソード→ep.554 YouTubeで話すと消されるかもしれない話… ラッキーセブン 関連エピソード→オカルトクリニック ep.12「8」怪談・不思議な話・人怖を考察 参加メンバー Tomo Kimura その他 登録されたタグ 『ひみつのアッコちゃん』 『ドラえもん』 『ドラえもん』の最終回 『ピーナッツ』 『千と千尋の神隠し』 『大きな古時計』 『天才バカボン』 『火垂るの墓』 『腹腹時計』 きのこ ぶっちゃけ アウグスト・ピノチェト アブラカダブラ アメリカ アラム語 アルプス一万尺 アンデス山脈 イスラーム教 ウジ虫 エイサ・ブレイナード エース オカラジ語 カクメロ カンパリ クイズ ココ・シャネル コチニールカイガラムシ コルセット ゴキブリ ゴリ ゴリ押し ゴリ押し漁 サムい シャネル シャネル N°5 スヌーピー ズボンのチャック ソビエト連邦 ダウンタウン チャーリー・ブラウン チョコレート チリ テクニカル・マジック・マイ・コンパクト テクマクマヤコン トイレ トリュフ ドM ドS ドコ・シャネル? ネズミ ノミ ノミのみじゃない ハエ バカボンのパパ ピッチャー ピンキリ ピン芸人 ベッド ポルトガル語 マイバッグ マゴットセラピー マスクメロン マットレス マリリン・モンロー ムカデ ムカデの素揚げ ムスク ラッキーセブン ラミパス ラミパス ルルルルル~ ロイヤルストレートフラッシュ 万引き 三河弁 処刑 処女 包茎 参考画像あり 口紅 古代ローマ 土星 夜更かし 宣伝 寿命 屁 岡田斗司夫 左利き 巻きビニールの上の広告 戦艦 戦艦ドレッドノート 救急搬送 日本アルプス 昆虫 月とすっぽん 松本人志 松茸 椎茸 椿 槍ヶ岳 歯磨き粉 毒 江戸時代 爆弾 犬 空振り三振の回 第二次世界大戦 節子 般若心経 花魁淵 芸人 蚊 蜘蛛 血 豚 赤 超ド級 都市伝説・オカルトまとめ 野立て看板 長谷川町子 闘牛 飲むヨーグルト ⇐PREV NEXT⇒ 名前 コメント すべてのコメントを見る
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神殿、寺院、修道院 神殿 神殿 神社 鳥居 寺院 寺院 教会、修道院 教会 修道院 [部分編集] 神殿 (Part30, 153) http //farm1.static.flickr.com/93/279691492_77937a0d43_o.jpg 葬祭殿 (Part29, 863) http //kokusaigakkai.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/02/24/photo_7.jpg 戦士の神殿 (Part9, 79) http //www.muse.or.jp/maya/maya1/gif/c-photo3.gif [部分編集] 神社 神社 戸隠神社奥社参道 (Part35, 632) http //i.imgur.com/I3Z2gNR.jpg http //i.imgur.com/cNjflSB.jpg http //i.imgur.com/bD7ehmx.jpg 出雲大社 (Part18, 473) http //homepage3.nifty.com/kabe-gami/kabegami/taisya/kaguraden_no1.html 下の方の『日本一の注連縄神楽殿・5トン』とか。 そもそも、日本書紀のころには、御本殿は高さ100mくらいあったらしい。 [部分編集] 鳥居 鳥居はいまいち大きさがぴんとこない (Part23, 816) http //www.geisya.or.jp/~mwm48961/english/heian1.jpg メタリックな鳥居も威圧感たっぷりですね。 怖い鳥居でおもいだすのが厳島。 巨木の怖さと海のイヤーンな感じのハーモニー(というか怖い不協和音) 固定されていないのかという不安も混ざって漏れそうです。 スケール感はないのですがイヤーンな感じを画像を拾って見ました (Part23, 797) http //www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~miyajima/9miyajima/94simatokurashi/kurasi/photo047.jpg [部分編集] 寺院 寺院 ガンツに出てきた寺かな? (Part35, 966) http //imgur.com/UOeszwI.jpg 怖くはないからスレチだけど、イスラム寺院のドームを下から360度カメラで撮った荘厳な画像 (Part35, 522) http //gravity.ir/wp-content/uploads/2014/02/Vakil-Mosque.jpg http //gravity.ir/wp-content/uploads/2014/02/Nasir-al-Mulk-ceiling.jpg 五台山 (中国)塔院寺・大白塔 (Part35, 86) http //upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/48/WutaiShanTaihuai.jpg ここが参考になるかも (Part34, 292) http //www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0408/18/news083.html メテオラ寺院 (Part9, 883/ Part19, 270) http //www.peakbagging.com/Greece/Meteora.jpg 寺 (Part4, 851) http //www.princeton.edu/~lsilver/photos4/8Borobudur2.JPG インドの寺院 (Part4, 174) http //www.anthroarcheart.org/tbln105.htm http //www.anthroarcheart.org/tbln106.htm http //www.anthroarcheart.org/tbln107.htm http //www.anthroarcheart.org/tblo4.htm [部分編集] 教会 教会 ごめ。16~18世紀?だったみたい(期間に幅がある模様)Part2。人ちっさw (Part35, 525) http //image.dlift.jp/images/spotPhoto/worldheritage703_2_20120702230639.jpg おそロシア---キジ島の木造教会(14世紀建造物) (Part35, 524) http //bokyo-qualia.com/wp-content/uploads/2013/04/o0600040010703504853-1.jpg [部分編集] 修道院 修道院 モン=サン=ミッシェル修道院 (Part4, 220) http //www25.tok2.com/home/sakuda/01world/03europe/wallp07.jpg 戻る
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ゆっくりいじめ系1925 怖いお顔 2より続く 「あらあら、また背を測っているのかしら?」 ありすにとって、幸せでゆっくり出来る光景に、ゆっくりと近づいていく。 群れの一角で、まだ幼い子供達が日向ぼっこをしたり、跳ね回って遊んだりしてい る。たくさんの子供達がゆっくりいる様子を見ると、それだけでありすもゆっくり出 来るのだ。子供はとても不思議で、とても素敵な、ゆっくりした存在だと思う。老い た自分は、もう子供に恵まれることはないだろう。そのことが、ほんの少しだけ、悲 しかった。 「「長、ゆっくりしていってね」」 「ゆっくりしていってね」 まりさとれいむに答えると、たくさんの子供達が自分も自分もと、挨拶をしてくれ る。その一つ一つに答えた後、ありすはまりさの頭の上に乗ったれいむを見上げた。 子供達の輪の中で、ドスとなったまりさが高い木に背中をつけていた。れいむはそ の頭の上に載って、口にくわえた石で木に印を刻んでいた。 「まりさはまた小さくなってるよ。そろそろご飯を食べても良いって、長からもゆっ くり言ってあげてね」 「ダメだよ。ご飯を食べたら、きっとまた体が大きくなっちゃうよ」 「そんなに、ドスになるのは嫌かしら?」 「ゆ!?」 ありすも、まりさがドスになりたくないと考えていることは、伝わってきていた。 そして、れいむがそのことに自分だけが気付いていて、だからこそ自分がまりさを支 えてあげようと考えていることも。 食事を制限してまで、まりさは自分の体の成長に抵抗している。徐々に縮んできて いるからか、最近ではのんびりゆっくりした話し方も消えてきて、ドス化する前の話 し方に戻ってきてもいるようだ。 「お話にあるように大きな大きなドスになっちゃったら、まりさはれいむとすっきり 出来ないものね」 「ゆゆゆ!? ち、ちちち、違うよ、長! まりさ、すっきりだけのために小さくな りたいんじゃないよ!」 「あら、そう? それじゃ、たくさんある理由の一つが、すっきりなのかしら?」 「ま、ままままま、まりさ?」 「ゆぁああ!? 恥ずかしいことを言わないで、長ぁ!」 まだ幼い子らは、すっきりとは何か、それはゆっくり出来ることかと、好奇心に溢 れたキラキラした目で聞いてくる。いくらか育った子供達は、大人になったら出来る ゆっくりしたことだと説明したり、赤ちゃんを産むための大切なお仕事だと言ったり ……中には、ちょっとおませな子もいて、恥ずかしげに俯いたりしている。 「ぱりゅりーのことは、残念だったわ」 「ゆ……長は悪くないよ。良くなかったのは、れいむかも……」 「違うよ、れいむも長も悪くないよ。みんなで選んだこと通りに、長が決めただけな んだから」 数日前の話し合いで、ぱちゅりーが提案した“特別な狩り”は、却下された。 話し合いに参加した群れのみんなが、揃ってれいむの意見に賛成したのだ。人間に 近づいてはいけない。あの夜のようなことを、もう二度と起こしてはいけない。頑張 った、まりさの姉の想いを台無しにしちゃいけない。 一人立ちつくしていたぱちゅりーは、しばらく震え続けた後、むきゅむきゅと怒り の声を上げ続けた。そして、みんなを罵り始めたのだ。 群れのみんなを、愚かで何も考えていないと罵った。自分の手足になっていればい いのに、逆らうなんて馬鹿ばっかりだと。お野菜がたくさんあれば、食べるものの心 配はいらない。“特別な狩り”を定期的に行えば、どんな形でもすっきり出来るし、 いくらでも赤ちゃんが作れる。群れの人数が増えれば、大規模な狩りも出来る。どう して、それくらいわからないのだと。 それはそれで、一つの考え方だと、ありすも思う。だが、危険すぎるのだ。 “特別な狩り”は……人間に近づくことは、危険が大きすぎた。 この群れでは、お腹を痛めるにんっしんっ──胎生妊娠──以外は、禁じられてい た。そう提案したのは、他でもない若い頃のありす自身だ。 お腹に赤ちゃんを抱えている期間があるから、当然不自由も多いし、無防備な状態 で激しくも動けないから、危険でもある。産んであげるときも、痛みや苦しみが伴い、 母子共に死んでしまうことだってある。それでも生まれてきた子は、蔓にたくさん並 ぶ──植物型妊娠の──赤ちゃん達よりも、一回り大きくこの世界へ誕生できるから、 すぐに自分で駆け回れる。 なにより、お腹の中に赤ちゃんがいる期間、母親はこの世で最もゆっくりした時間 を過ごせるのだ。体にはつらいことも多いが、心がとてもゆっくり出来る。それは、 他では得られないことだった。 しかし、その提案をした理由は「産まれてくる子が少なくて済むので、群れが大き くなり過ぎない」という、冷たく現実的なものだった。すっきり制限は現実的ではな いことを、ありす種である自分が誰よりもよくわかっていた。だったら、ゆっくりと 時間をかけ、すっきりに到るまでは痛みさえ伴うが、それでも出来る方が良いのだ。 みんなが愛し合える方が良いし、みんなが子をなせる方が良い。 無理に我慢するより、ずっとゆっくり出来るのは考えるまでもない。 ぱちゅりーも、そしてれいむもまりさも、その決まりが出来てからの子供達だ。 そのぱちゅりーが、同世代のれいむを名指しで罵り出した。 醜い片目の弱虫と罵ったのだ。れいむほど勇気のある者はいないということを群れ のみんなが知っているから、何を言い出したのかと、みんなきょとんとしていた。 そして、ありすのことを、怠けたいだけの老いぼれと罵った。実際に自分は老いぼ れているし、出来ればのんびり怠けてゆっくりしたいと思っているので、腹も立たな かった。それでも群れのみんなは、自分のために怒り始めてくれた。 その、みんなの怒りが爆発したのは、ぱちゅりーがまりさを罵り始めたときだ。 なり損ないと罵り、意気地無しと罵り、裏切り者の妹とまで言い放った。だから、 まりさはドスになり切れないなり損ないなのだと。無駄に大飯を食うダメゆっくりだ と。 体が大きくなる前のまりさが誰よりもご飯集めに熱心で、そしてそのご飯をほとん ど他のみんなへ配っていたことを、群れの多くの者が知っている。特に、赤ちゃんに 恵まれた家のためのご飯集めは、何度もやった。 お腹に子がいる間、ゆっくりは体を激しく動かすことが出来ない。出産が迫れば迫 るほど、身動きの一つでも苦しくなるものだ。愛する者がそんな状態なら、出来れば 側にいてやりたいと思うのが当然だろう。いくら大丈夫だと言われても、自分が留守 にしている間が気になって仕方ない。 まりさは、にんっしんっの経験も理屈も知らない幼い頃から、誰に言われなくても そのことがわかっていたようだ。優しいまりさには、困っている人の気持ちがよく見 えるのだろう。そして、そんな困っている人がゆっくり出来るようにと頑張ってきた のだ。 群れのみんなの多くが、そのまりさの優しさに助けられてきている。そして誰もが ドス化したまりさを慕い、その側でゆっくりしたいと思っている。 ありすが制止しようとしても、まりさが宥めても、みんなの怒りは収まらなかった。 みんなをゆっくりとした気持ちにさせてくれる、ドスとしての力がなければ、ぱちゅ りーはあの場で殺されていたかもしれない。 翌朝、ぱちゅりーは一言の別れもなく、この群れから去っていた。 ぱちゅりーがいなくなっていると知らされたあの日の朝から、ありすの胸が微かに 騒ぎ続けている。ゆっくり出来ないことが、起こりそうな予感がする。 きっと、“特別な狩り”という、悲しい記憶を呼び起こす言葉を聞いたからだ。 そう思うことで、ゆっくり出来ない予感を振り払おうとした。 ありすは、もじもじと恥ずかしがるまりさとれいむの姿を見た。ゆっくりのびのび と遊んでいる子供達の様子を見た。 予感なんて、年老いた者に良くある、取り越し苦労だ。 このゆっくりとした景色は、これからもずっとずっと続いていくのだから。 *** *** *** *** 「ヒャッハーーーーッ! たまらねぇ! たまらねぇよ、兄貴ぃ!」 甲高く、耳障りな声が辺りに響いた。 許しもなく自分のことを「兄貴」と呼ぶ小僧が、周囲の目も気にせずに興奮状態で ゆっくりを潰し回っている。 ──おめぇにいちいち呼びかけられる、こっちの方が「たまらねぇ」よ。 同類と思われては、それこそたまらない。だから、ことさら冷静に、淡々と、村人 や自分の家で働いている者達に指示を出す。アレとは、自分は違うのだと。村のため、 みんなのためにやっていることなのだと、示すために。 上手い米と上手い水が自慢のこの村で、自分の家だけが酒造りも行っている。田畑 もそこそこの広さを抱えているので、村では一番裕福な家だろう。人手も多く抱えて いて、小作人もいれば、酒造りに携わっている者もいる。荒事が得意なヤツも多い。 自然と、跡取りである自分が顔役のようなことを引き受け、何かあったとき……たと えば今のように、多くのゆっくりが山から下りてきて田畑を荒らしたときには、指揮 を執ることになる。 「ウーーーッヒョーーーーッ! 兄貴、俺イッちゃいそぉお!」 行くなら勝手に、どこか遠くへと願いたいものだ。 いつだったか、兄貴、兄貴と言うのなら、うちへ来て働けと言ったことがある。働 き口は、それこそ小作でもいいし杜氏の下につくのでもいい。いくらでもあるのだか らと。 「勘弁してくだせぇよ、兄貴ぃ。そんなことより、ゆっくりでもとっ捕まえてきて、 いたぶりましょうぜ!」 あの時も、胸ぐらを掴み上げて大概にしろと怒鳴りつけたい気持ちを抑え込んだの だ。 「みんな! 全部は潰さず、いくつかは見逃せよ! こうまで荒らされちゃ、黙って おけねぇ。こいつらの群れごと潰すぞ!」 声を張ると、あちこちから短い返事が聞こえてきた。ゆっくり共にも聞こえただろ うが、かまいはしない。どうせ最後には山へと逃げ込み、自分の巣がある群れへと案 内してくれるのだ。 「兄貴、兄貴! 今度は、俺っちも連れて行ってくだせぇよ!?」 あの小僧が、餡子まみれの汚い姿で近寄ってきた。餡子なら洗えば落ちるが、この 造作の悪い面はきっと都の水で洗われてもマシにはならないだろう。さらに、今は異 常な興奮で目を見開き、口も奇妙に引きつったままという、思わず身を引いてしまう ほどの醜さだ。 「兄貴ぃ! 今度は置いてけぼりなんてごめんですぜ! 意地でもついてきますから ね! 群れには、子ゆっくりや赤ゆっくりもいやがんでしょう!? それに、孕んで やがるのもいるかもしれねぇ……ひっ、ひひひっ! うひひひひひょぉおお!」 ──まったく、親切心で連れて行かなかったことも知らずによ。 前にも、今回ほどではないが何匹かのゆっくりが村の田畑を荒らしたことがあり、 その時も巣を突き止めて全滅にしようという話になった。この小僧を連れて行かなか ったのは、こいつの本性が村のみんなに知られないようにするためだ。 こんな様を見れば、誰だって嫌な気がする。 村人の中には、ゆっくりが憎くて憎くて仕方ない者もいる。生首のような見た目の 連中を気持ち悪がる者は多いだろうし、ゆっくりを潰すことが、責め抜いて嬲り抜く ことが好きだという者さえいるかもしれない。 ──この俺だとて、人のことは言えねぇものな。 自分が饅頭を嬲って遊ぶのは、気分がムカムカしているときだ。憂さを晴らせれば それでよく、憂さ晴らしの的にしたところで、どこからも文句が来ないのが饅頭共だ った……それだけのことだ。だから、気分の良いときは見逃しもするし、途中で飽き たら潰さず放してやる。気分が良すぎて、手当をしてやったことだってあるほどだ。 だが、生き物か饅頭かもわからない連中相手でも、殺生のような真似は嫌だという 者も多い。畑を守るためならやむを得ないが、出来れば潰すようなことはしたくない と考えている者もいる。まして、人と同じ言葉で命乞いをされたら、なおさらだろう。 あの時、辿り着いた群れの巣でのことを思い出せば、そういう者の方が多いのだと 言うことがよくわかる。 群れ全体のために命を投げ出すと言った親。その親の代わりにと自分を投げ出した 子。しかも、子供の方はまだ赤子も同然の幼さに思えた。いやはや饅頭のクセして、 あっぱれ見事だと感心したものだ。 一緒に行った村の連中も、同じように感じたらしい。見逃してやってもいいのでは ないかと囁き合っていた。 目玉をよこせと言っても、あの子饅頭は動じなかった。抉り出す間も、声一つあげ ずに耐えきった。人の内にあんなのがいれば、間違いなく腰砕けだ。饅頭に惚れる趣 味が無くて、つくづく良かった。 一番鮮やかに思い出せるのは、抉り出した目玉を、口の中へ放り込んだときのこと だ。柔らかいクセに真ん丸の形を綺麗に保ち続けて、つい噛み潰したい欲求に駆られ たことを。餡子を舐め取って吐き出してみたときの、月明かりを受けたあの不思議な 美しさを。 あの時は、らしくもないことを言ったが……おかげで、村人達からは流石だと褒め られた。あんなふうに窘められたら、ゆっくり達も大人しくなるだろうと。 だがこの小僧は、全てお構いなしだ。 ゆっくりは弱い。自分より弱い。だから面白い。 いつだったか、酒をたっぷりとかっ食らわせたときに、上機嫌でそう言っていた。 つまり、自分より弱いものを潰して、その瞬間だけでも強い自分に酔いたいのだ。 あの場にこの小僧がいたら、一切構わず潰して回っただろう。しかも、子饅頭から 順に。村の連中みんなが感心した、あの赤子からまずヤルはずだ。そんなことになっ たら、あの場にいた全員が白い目で小僧を見るようになっただろう。翌朝には村中に 広まる。あっという間に村八分だ。 連れて行ったら、何かしでかす。そうなりゃ、こいつは立場をなくす。だから、連 れて行かない。その、せっかくの親切心を、多分こいつは永遠に理解できないだろう。 やりすぎるなと釘を刺していたのに、さっきの様だ。おかげで村人の多くが、すで に小僧のことを嫌なものでも見るかのような目で見ている。潰れた饅頭共よりもなお 汚らわしそうに。 そして、小僧はそのことに気付くことは永遠になさそうだ。 「ま、手遅れってのなら、好きにするさ」 「え? なんですかい、兄貴?」 「好きにしろって言ったんだよ」 「ッヒョォオーーー! ありがてぇ! そうこなくっちゃあ!」 喜ぶ小僧に、わざと大きな声で周囲にも聞こえるように言い放つ。 「うちのモンでもねぇ! 弟分と認めてもいねぇ! 勝手に、兄貴呼ばわりしやがん じゃねぇと何度言わせる!!」 「連れねぇこと言いっこ無しですぜぇ、兄貴ぃ」 胸がムカムカしてきた。気分が大きく、斜めを向きやがる。 ──おめぇの猫なで声なんざ、潰れた饅頭共より吐き気がすらぁ。 ゆっくりいじめ系1927 怖いお顔 4に続く